京成電車は、3000系赤電登場前、緑の濃淡という塗装でした。
この通称・青電は、しだいに勢力を狭め、最後の生き残りは、、後輩と同じく赤に塗られました。
これは、青電引退前に旧塗装が復活した時のカットです。

このクハ2100形、モハ210形の4連は、
残念ながら釣掛車ではない。

また前灯も左右2灯となっていて、
旧型車といわれてもピンとこなかったものだ。

中には、戦災車をたたき直した車両も、
一緒に組まれていた。

僕が京成沿線に引っ越したころには、
まだ釣掛の青電も残っていた。

優等列車が普通を追い越すとき、
それが停まっているのを発見すると、
さっさと乗り換えたものだ。

ウィーンという重たい釣り掛け音は、
たまらなかった。

短い付き合いだったけど、
赤色・銀色の電車を尻目に頑張る姿は、
個性ある存在でした‥

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